11電撃

 太刀を使い始めてヘボながらも多少の自信を手に入れた。

  しかしそれを粉々に砕いてくれたモンスターがいる。

 フルフルだ。

 羞恥心の塊のようなモンスター。

 奴は見た目に反し強敵だったのだ。見た目通り鈍間なこのモンスターがなぜかと言うと。

 太刀で斬りかかると大声をだしてハンターを怯ます。

 接近して調子良く切りまくっていると電撃をため込んで放電。(ドリフなら完全にアフロに成る位の電撃をながしやがる)

 ぎゃ~バチバチぎゃ~バチバチの繰り返し。

 半泣きになりながら挑むことでついに一つ気がついた。ガードできた方がいいのでは?

 ココットの頃を思い出し片手剣を振り回してみたがガードしても吹き飛ばされてダメージを受けしかも反撃タイミングがないのでパス。

 昔は大型モンスターは大剣と決めていたので、大剣。

 「動きが昔より遅くなってる!!!」と扱いきれずダウン。(これにより大剣の苦手意識がついた)

 そしてついに新しい武器に手をだしたのだ。

 その名はガンランス。

 なぜランスではなくガンランスと問われると・・・・。

 さ~てなんでだろうね?(自分でも解らない)

 ガードからの攻撃がスムーズなのでだいぶ楽に戦える様になった。

 しかしヘボハンターなのでガンランスを使って手ごたえを感じはするが勝てはしない。

 火炎属性が効くらしいので途中バルバロイブレード(炎の大剣)に浮気をしたりしたが倒せない。

 そして家を飛び出した。いつもの相棒の所へ。

 「フルフルに勝てないんだよ~」と拝むように頼む。

 すると相棒が連れていってくれたのはなぜか大名ザザミ。

 「なぜに蟹?フルフル倒したんだが?」

 「ガード性能を発動させるためだよ僕と一緒にフルフル倒しても村長はクリヤーできないでしょうが」と正論を言われぐのねもでない。

 はい、全くもってその通りであります。はい。

 実はこの時大名ザザミ初体験。

 知っていることは蟹だという事位。

 まあ大丈夫だよと言う相棒の言葉を信じていつももの太刀装備。(クックシリーズに鉄刀・神楽)

 久々の砂漠(あんまりこないのよ)に降り立った。

 砂漠は初めクーラードリンコの意味が分からずどんどんHPが減った記憶しかないのよね。

 相棒はこっちだよと井戸へ飛びこむ。

 地底湖近くに出てまさかこんなショートカットがあろうとはちょっと感動していた。

 砂漠になだれ込むハンター2人。

 ゲネポスがうろついているばかりで蟹は見当たらない。

 相棒にかつがれたのか?

 そもそも甲殻類が砂漠に生息しているのはおかしな話だ。水もないのに。

 などと相棒を呪っていると砂漠に砂山が突如出現した。

 そこから巨大な蟹が出現したではないか!

 は~~~~?と呆けていたら相棒が

 「あれ!あれ!あれ倒すの」と喝を入れてくれた。

 とにかく切りかかる。

 見た目の固さと違ってこの太刀でも弾かれない!

 「いけるいけるぞう~!」と調子にのって切りまくってと爪でガスっと殴られた。

 ダメージも思っていたほどじゃない。なおも調子にのって切りかかる。

 いきなり中を舞うマイアバター。

 「へ?」

 「ゴメンやっちゃった」っと相棒が舌を出している。

 「ハンマーに打ち上げられたわけね」と納得の私。

 「甲殻類はハンマーが効くからね」と言い訳しながら舌を出す相棒の仕草の可愛くないこと。

 まあいいと気を取り直し蟹へ。

 すると蟹の奴何を思ったかハイジャンプ!

 そして落下。

 下敷きになったマイアバターは瀕死の重傷!

 「なんじゃそうりゃ~~」と思わず大声を上げてしまう。

 そして泡のブレス!

 マイアバターはソープされながら昇天。

 「奴め怒ったな!」と相棒が言う。

 「やかましい、わし(方言年寄りなわけじゃない)も怒とんのじゃ~!」と激怒しながらキャンプから井戸に飛び込む。

 「あ、倒した」と相棒の一言に座っていながらこけそうになる。

 いそいで剥ぎ取る。

 こんなことしながら装備完成のため数度蟹をクリヤー。

 しかしいつまでたっても
 
 「楯蟹の爪がでないよ~」と叫び続ける。

 不審に思ったのか相棒は前作、2の攻略本を眺めだす。(2Gは2の拡張版なので下位、上位は重複がほとんどらしい)

 「ごめん爪下位単体では出ないみたい」とこっちに手を合わせている。

 「単体ってなに?」と本当に訳も分からず聞く私。

 「集会所1~3までは下位は下位でも下位単体っていって敵が弱い代わりに出る素材が限定されてるの」と説明してくれる。

 マ、マジっすか!
 
 「とりあえず採取クエ以外を全部クリヤーすれば行こうか?」と相棒は聞いてくる。(後で相棒の思い込みであることが判明下位単体にもキークエが設定されており4、5クエだとか)

 「・・・・」

 そうりゃあ貴方は上位に行っているから楽でしょうけでね・・・・。と石の様になりながら思っている。

 「お願いします」と泣きながら必死に答える。

 上位の相棒がいるとはいえ1~3のクエストを全部クリヤーするのは大変だった。まる半日かかったからね。

 緊急クエストは雪山の猿ドドブランゴ。

 思えばここまで長かった。雪山のフルフルが倒せないばかりに相棒宅へ留学し1~3クエを引きずり廻され、気がつけば、また雪山しかも猿。

 しかもまだ目的のものに到達どころか装備のための準備の準備だと言う状況・・・。

 長い・・・・。

 ここで一抹の不安がよぎる。

 相棒が

 「ドドブランゴめんどくさいからガンナーで行く」と宣言している。

 上位の相棒がちょっと緊張してる。 

 え!そんなに強敵なの?

 と思ったが意外とサクサクっとクリヤー。

 不安にさせんじゃないよ。

 そのあと強くなった(?)蟹を倒してついにフルフルに挑む。

 ・・・惨敗・・・。

 「なぜなぜなんだ~~~~!」

 防御力アップにガード性能が発動して戦い易いはず・・・。

 ・・・あれ?ガード性能発動してない・・・。

 あれ?この装備楯蟹の装備なのにガード性能7しかないよ。(10以上で発動)

 これじゃただ雷属性に弱いだけの鎧だよ~~。

 「装飾品で出せばいいじゃない?」と相棒が言う。

 「あああ」と何度も頷いている。

 「・・・岩竜の甲殻ってなに?」

 「バサルモスだよ」と相棒は言う。

 「バサルモスってなに?」

 「グラビモスの子供」
 
 「グラビモスってなに?」

 「バサルモスの親!」

 「だからわからんっちゅうねん!!」(切れ)

 こうしてさんざん装備のために奔走して結局拗ねてふて寝。

 1週間ほど放置。

 そしてある日突然フルフルに勝ってしまった。しかも違う装備で。(アイアンガンランス改にハイメタシリーズ)

 「今までの私の苦労はなんだったんだ!!」と叫んでしまったね。 

 相棒宅留学で多少本体のスキルが上がったようだ。

 やっと村長ランク2に上がったばかりなのにいつの間にか集会所では火山に行ける様になった。(実力以上なのであまり近寄れないがな)