なんとかドスランポスを倒した所で私は壁にぶつかった。
どこか鳥のフォルムをもったイャンクックに全く勝てない。
困った時の大剣頼みも虚しく連敗連敗。
このままでは金が尽きてしまう。(ただでさえ金欠なのに)
こうなったら・・・。
私は思い切って家を出た。
私を引きずりこんだ相棒に頼もう。
責任を取ってもらおう。
協力プレーをしよう。
意気揚揚と相棒の家へ。
相棒に無理やり頼み込み協力プレーを強制。
イャンクックに勝てない勝てないとだだをこねる。
玩具屋前の子供の様な私を相棒はなだめながら、
「ちゃんとスキルは発動させてる?」と仏様(生きてるよ)の様な優しい声で言う。
スキルってなんだ?
相棒は可哀想な者を見るような眼でこっちを見ている。
「まあやればわかるよ」と開始。
相棒は私のキャラを見て
「防具は?」と不思議顔。
「いや~お金がなくて・・」とテレ笑い。
そうもそうもだから助けてもらいにきたんだからな!
「防具もなくてモンスターに挑むなんてどこの熟練プレイヤーだ!」と突っ込まれた。
へい、すいやせん。(汗)
イャンクックはハンターの前に現れる初めての飛竜。
ハンターとして何をしなければならないのか実地で教えてくれる先生的な存在だ。
だからハンターからは先生と呼ばれている。と後で知った。
その時はなぜ相棒が先生、先生と言っているのか理解不能だった。
ついに狂ったかと内心思ったがな。
初の協力プレーの地は密林。
木々が生い茂りハンターの視界を奪う地形だった。
すでにヘボハンターからヘボ新米ヘンターにクラスチェンジしていた私は、馴れない土地で右往左往。
裸で大剣を振り回しながらイャンクックを探しまわる。
そしてニャイルー(メラルー)が多数いる場所でイャンクックを発見。
早速切りかかる。頭に切りつけた瞬間イャンクックは何かを吐いた!
MHを恐竜を駆るゲームだと思い込んでいた私は飛び道具を使うモンスターなど全く想定してなくびっくり。
火炎ブレスなど想像もつかず赤い唾吐いたと大慌て。
ビビりながらも攻撃を加える。
相棒も多少経験があったが、まだまだ若葉が取れないハンターであり二人のハンターに攻撃されても先生はびくともしない。
しかもニャイルーが無限かと思うほどの強奪行為。このままではやられる。(ただでさえ寒い懐が)
そこで私は見栄のため密かに持ち込んでいた大樽爆弾をそっと先生の顔の前に置いた。
そして赤い唾をはいて爆発。爆弾が爆発!!
先生は爆発でグラついた。
いける!爆弾先生に効く!と調子に乗る。
爆弾後先生の攻撃力が急に強くなったような・・・?
気のせいか?
しかもこの先生一人で戦っている時よりなんか強い様な?
生徒が増えて先生ハッスル?
と疑問が抱えながら挑む。
爆弾作戦を敢行するもそこはヘボ新米先生の動きが弱まっている時にしか置けない。
なんとか先生を満足させたのは2落ちしてもう後がなくなった頃だった。
なぜかプレイヤーがゼイゼイいいながら勝利を噛みしめる。
「やっと勝ったぞ~~~~~」と。
結局たいしたお金は稼げなかったが充実していた。
しかし暫く後に重大な事実を知る。
攻略本がでたころ相棒からちょっと情報が入った。
個人プレイのモンスターより集団プレイのモンスターの方が強く設定されていること。
イャンクックのパラボラ型の耳は音の感知に優れ、爆弾や音響爆弾の大きい音で驚くようだ。
その後怒るらしい。
爆弾爆破・・・。あれ効いていたんじゃなくて驚いて一瞬呆然としていただけ・・・じゃないか?
そのあと怒る・・・怒る?
先生異常に強かったのは怒ってたの?
爆弾で怒る→怒って能力が上がる→ヘボ新米は近づけない→怒り覚める→また爆破→怒る。
のだめループしてたんじゃないか?
強かったわけだ・・・。
有る意味最強の先生と戦ってたんじゃん!!
わざわざ敵を強化して戦う・・・ダメじゃん!!