1出会い

 

   2006年初秋、相棒からある申し出があった。

 モンスタハンターをやらないかと。(ここでのモンスターハンターは無印などの初期ソフトではなくPSPソフトのポータブルのこと)

 私はゲームは大きい画面でやりたい派だったので携帯ゲーム器は持っていなかった。

 そんな私に勧めるのだから相棒もいい根性だ。

 まあこれも付き合いだ。

 意外と面白いゲームだったら良い投資にもなるっと少々打算的にゲーム機とソフトを購入した。

 ゲーム歴は長いのだがRPGが主な私、アクションは苦手。

 従妹に

 「私よりアクション下手」と言わしめる私。

 ソフトのパッケージを見た時、嫌~な予感がしていた。

 やり始めるとやはりアクション・・・・。

 しかし美しい世界、作り込まれたグラフィックス。

 これが携帯器かと思わせる世界がそこに広がっていた。

 一転上機嫌でゲームを始める私。

 とい合えず名前の入力も適当に始める。

 ヘボハンターの誕生である。

 訳も分からず初期装備の片手剣を振り回す。

 草食獣から生肉を剥いだり薬草を採ったりして初めのフィールドを子供の様に駆けめくる。

 クエストをこなす内についに肉食獣の登場だ。

 小型肉食恐竜のラプトルによく似たランポスの登場だ。

 このへんで私の中でモンスターハンターと言うゲームは原始時代の恐竜討伐ゲームになった。(と言うか思いこんだ)

 初めに狩る草食獣アプトノスも恐竜型だったので・・・。

 そして肉食獣との対決。

 ヘボハンターいきなり小型肉食獣に後れをとる。

 あっと言い間に3匹のランポスにボコられ泣きながら村へ帰る。

 完全な初心者なので村の雑貨屋で大量の薬草を買い込む。(なんとか回復薬の合成方法だけはわかった)

 そして

 「武器が悪いんだ武器が!」と武器を大剣に持ちかえ再び挑む。

 しかしこの大剣は片手剣に比べて攻撃が極端に遅い。

 今になって思えば攻撃最速の片手剣から最鈍の大剣に持ちかえているのだから遅くて当たり前なんだがな!

 当時そんな事は思いもせず

 「遅い、これ遅いよ」と半泣きになりながらランポスに挑む。

 ランポスと言えば小型でチョコチョコ動き回るモンスターもちろん当たらない。

 重たい大剣をドスンと振ってはミス!ミス!ミス!

 ランポスには蹴られ突かれ馬鹿にされまくる。

 説明書には横薙ぎ切りやガードの方法は載っていますよ、載っていますとも。

 体が反応しないので使えないだけで。

 それでも何とかランポス3匹を討伐。回復薬をガブ飲みしてな!

 クエストはぎりぎりでクリヤーするし回復薬はガブ飲みするので村の雑貨屋のいいお客になっていた。

 もっといい武器は無いのかと鍛冶屋に駆け込むと多少の上の武器がある。
 
 しかしお金が・・・・ない。

 雑貨屋で回復薬(材料)買いまくってたからな(涙)

 そう言えば隣の店は何なんだろう?

 防具屋か?

 武器も防具も一緒に売っているのに・・・。

 おお、隣は材料集めて作ってもらうのか。これなら買える、買えるぞ!!

 ・・・・鉄鉱石ってなんだ?

 採掘知らなかったんだよね・・・。

 ジリ貧生活を続けていたが消費生活も悪いことばかりではない・・・。

 MHポータブルは村で買い物して農場のポイントをためるシステムだったのだ。

 農場に行くとポイントを使って開発していくようではないか。

 ポイントなら無駄にもってるぞ!(シクシク)

 ポチッとポイントを割り振る。

 爆弾採掘なるものが表示されている。

 爆弾採掘・・・。きっとこっちの方が大量に取れるに違いない。

 ポイントは・・・。無駄に一杯・・・。

 あ、ポチッとな。

 採掘場所にいるニャイルー(アイルー)に説明を受け。

 大きい爆弾か小さい爆弾か選べるらしい。

 もちろん大きい爆弾でしょう。

 大きいことはいいことだ。

 とりあえず爆弾を渡す。

 ニャイルーが爆弾を重そうに抱えて走り出す。なるほど爆弾を坑内において来るわけね。

 ・・・ニャイルー出てこないんですけど・・・。

 そして爆発!!

 爆風と共にニャイルーが吹っ飛んでくる。

 目の前に頭から着地(転倒)するニャイルー。

 「とって着たニャ・・・」と健気に鉱物を差し出すニャイルー。

 私は爆笑しながら、いやいやいやその採掘方法絶対に間違っているから!と突っ込んだ。

 どうやら楽しいハンターライフが始まったようだ?