海外旅行記7


  最終日やっと帰国できる。

 なぜかイギリスの空港で飛行機を待つ。

 空港の搭乗ロビー、ツーリストが飛行機の券を取っている間相棒は完全なる不審者だった。

 黒のジャンバー、黒のキャップ。それに旅行で疲れきった顔で普段からあまり善いと言えない眼つきは完全に犯罪者、それで腕組み1点を凝視している。

 その目線の先には白人の8歳ぐらいの女の子、お前は幼女専門の誘拐犯かとつっこみたくなる。

 本人はいたって普通だと言うが、疲れって怖いね。
 
 飛行機やっと離陸これから13時間の長いフライト。

 私は窓側の席、相棒は真ん中知らない兄さんが通路側の席。
前の席には白人男性と日本人の女性と3歳位の子供が座るたぶん夫婦。

 機内で流す番組は行きの飛行機と半分ぐらいが一緒でちょっとげんなり。

 ゲームはつまらない。
 
 離陸一時間ぐらいで通路側の兄さんが酒を貰いそのあと少しもめていたが無視。

 3時間ぐらいで全ての番組制覇。やることが無くなる。

 5時間位飛行機の外は夜。機内も明りを落とす。

 6時間位相棒は寝る。

 私は眠れない。
 
 前の子供が頻繁にこっちを向く。

 子供の相手をする。

 8時間位いよいよ見る物が無くなったため機外カメラから送られてくる映像と高度気温表を見ていた。

 丁度シベリア上空、外気温は-50℃(多分)確かに窓から見えるシベリアの大地も凍っている印象をうける。
それも1時間見れば見る者もなし。

 前の子供の相手をする、親は寝ている。
 
 10時間を過ぎた位から寝るのを諦める。本格的に子供の相手をする。

 10時間ごろ日本に入る。少しして日の光が出る。

 なんの気無しに機内ラジオを聞くと百恵ちゃんのいい日旅立ちを流していた。
 ファンである事と日本に帰ってきたことに感動。(たしか旅のCMで流していたような・・・JRだったが)

 皆起き出す。
 
 シベリア経由なので殆ど日本列島を縦に横断。
それから4時間弱で関西国際空港に到着。しかしここからが長い。

 関空を出るバスに乗ってもう1つの空港に向かう。
 地元戻るためにもう一度飛行に乗るのだ。(もう飛行機はうんざり)

 道は渋滞バスが空港に付くまでに1時間半かかった。(バスもうんざり)
 
 辺りは夕暮れどうやら飛行機で見た光は朝日ではないようだ。

 空港に着き慌ただしく飛行に搭乗。今までの飛行に比べればかなり小さい。(国内便だしな、田舎行きだしな)

 我々以外の客の数が少ないことで地元は本当に田舎だと思う。(よく考えればこれ最終便だったのだ人いないわな)

 1時間ぐらいのフライトだったが設備のショボさで凄く苦痛。

 こりゃ客も減るわ。

 地元に到着完全に夜。照明が少なすぎて大丈夫だろうかと本気で心配する。

 狭い空港ロビーで解散。やっと解放された思い。

 地元では珍しく雪が待っていた。前日に降ったとのこと。

 家族の車で帰る途中そう言えばこの日は殆ど飛行機の上でしか日光を浴びていないなと思う。
 
 余談だが家に帰って2日寝て過ごしたため時差ぼけはなし。
終り